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セント・ポール大聖堂

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604年に建てられたが1666年のロンドン大火で完全に消失した。
その後、建築家クリストファー・レンによって再建される。
1710年に完成したルネッサンス様式の大聖堂。

セント・ポール大聖堂の南側からやって来たので、偶然見つけた入り口、
「南口」から入ることにしました。
この「南口」・・・入り口っつうか、う~~ん、何といっていいのか。
係員の通用口風な小さな入り口で、知る人ぞ知る?って感じでした。

で、まず、チケットを買わなければいけません。
といっても、チケット販売の窓口があるわけでもなく、あるのは
チケットの自動販売機だけ。
そこに数グループが並んでいたので、私達も並びました。
私達の順番がやってきて・・・

えっと・・・、まず、言語選択・・・
「英語」をプッシュ。
で、クレジットカードを挿入。
  <どうやら、クレジットカード専用販売機だったみたい>
で・・・、確か、大人2名&子ども2名のセットがあった(ような)。
それを選択。

      しーーーーーーん
あれ?反応なし?
手元には何にも出てこない。

後ろに並んでいる集団も、心配そうにこっちを覗き込んでいるので焦る。。。
助けを求めようとしても、係員はいないし(-_-;)

しゃーない、もう一回やってみるしかないか?!

と思いながら、何気に、チケットの出る口の奥に、手を突っ込んでみたら、
オクーーーの方に、チケットが出てました。

あのぉ~~、こんなんじゃ、どの国の観光客も、戸惑うと思いますが・・・(ToT)

後ろの集団に向かって苦笑いをしながら、その場を離れると、
待ってましたといわんばかりに、係員のオバさんが、南口のガラスドアを
開けて出てきてくれました。
私達のチケットを確認すると、すぐにまた、その南口のガラスドアをシャットアウト。

へぇ~、この入り口って、チケットを買った人にだけ対応するシステムになってるんだ。。。
なんか、不経済だね。

で、南口に入った私達に、係りのオバさんは、
「ジャパニーズ?・・・・チャイニーズ?」と尋ね、
「ジャパニーズ」と言うと、日本語パンフレットくれ、その階段を上がるようにと、教えてくれました。

その階段は、螺旋階段で、しかも、進むにつれ、だんだんと幅が狭くなってきました。
いったい、私達は、どこへ行くのでしょう???
(私も含め)うちの家族は、セント・ポール大聖堂とは、一体何者で、中がどうなっているか、
その時は、誰も何も知らないので、ただただ無心でその階段を上がり続けました。

疲れも、そろそろピークになってきた頃、やっと、到着!
(到着って言われたって、ここは、どこ?って感じですが・・・)
そこは、セント・ポール大聖堂の、「ささやきの回廊」でした。

外観から見える建物の、ちょうどドームが迫り上がる部分です。
ドームの付け根なので、丸い廊下=回廊になっていて、
そこから上を見上げると、黄金に輝く内装がまぶしく、また、ドームの先端が
すごく高く、吸い込まれるような感じで、思わず平衡感覚を失い(笑)、
クラクラしてしまいました。
また、この「回廊」は、34m離れた反対側の小さな声も聞こえるという
ことから、「ささやきの回廊」と呼ばれています。
確かに、共鳴効果で、小さな声も響いていました。
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「ささやきの回廊」は大聖堂のフロアから30mの高さにある。頂上は、大聖堂から111m。

実は、この大聖堂内は、写真撮影は禁止でした。
(それを知らない夫がひっそり撮ってました・・・)
多くの観光客も写真撮影禁止ということを、知らないと思います。
なので、写真を撮って係員に注意される人を多く目にしました。
特に、「ささやきの回廊」では、係員が点在していて、カメラを構え様ものなら、
トランシーバーで連絡を取り合い、すぐに注意をしに飛んで来ます。

ところで、ここ、セント・ポール大聖堂は、チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃が
結婚式を挙げた聖堂です。
挙式を終えて、教会から出てきたお二人をテレビで何度も見ましたが、
それがここだったのか、と思うと、感激!
このフロアを、ウエディングドレスを引きながら、ダイアナさんは歩いたんですね~。

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「ささやきの回廊」から、更に376段の階段を上ると、「石の回廊」に出る。
「石の回廊」は、展望台になっていて、写真はそこからの景色。
大聖堂のフロアから、高さ53mのところ。
(写真右)大聖堂の時計塔

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by ks-wishes | 2009-03-18 11:50 | フランス・イギリス旅行

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