ロンドン 地下鉄

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中学の英語で「地下鉄」という単語は、「subway」と習いました。
が、イギリスでは「subway」とは地下道を指すのだとか。
イギリス・ロンドンの地下鉄は「undergroud」、愛称を「tube」と言います。
※パリの地下鉄は「metro」でしたね。

この「tube」の名前の由来は、形からだそうです。
車両の形は、列車の通る地下トンネルが半円形なのに合わせた形状になっています。
確かに、車内は”かまぼこ”のように、上側が丸く、四角い電車に
乗りなれている私たちにとっては、かなり狭く感じられます。
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ロンドンの地下鉄は、路線ごとに色分けがされていて、例えば、
一つの路線をぐるぐる回る環状線が「circle Line」=黄色
その中を東西に突っ切る路線が「Central Line」=赤色
南北に突っ切る路線が「Northen Line」=黒など・・・
路線図も、とても分かりやすいのですが、車内の手すりなども色分けされているので
乗っていて安心できます。
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また、パリのメトロでは、車内放送はなかったのですが、tubeでは車内放送もありますし、
新型列車では、電光掲示板でも次の駅が案内されていました。
そんなtubeの色んな路線が市内を縦横無尽に走っているので、観光には大変便利です。

ところで、運賃ですが、単発的に切符を買うと、信じられない値段です。
運賃体系は、ゾーンと時間帯などが関係し、ちょっと複雑ですが、
単発的に標準的な切符を買えば£4(£1=132円とすると)528円です。
ほんの一区間片道乗っただけでも、528円!!
今は円高だから、この値段ですが、少し前までは£1=200円だと、なんと800円です。
だから、切符一枚だけ購入して・・・って訳にはいきません。
実は、この切符が高額なのには意味があって、オイスターカードという、日本の
SuicaのようなICカードの使用促進のための対策だとか。
では旅行者にとってはどうなのか・・・?

オイスターカードは、まずデポジットを払ってカードを購入してそれにお金をチャージし、
そのチャージ分から運賃が差し引かれるもの。
オイスターカードを使っての運賃は、かなり安価。
片道£4が£1.5になるという優れもの!
また、オイスターカードを廃止するときに、申請をすると、最初購入するとき払った
デポジット分£3と余った金額も精算できるといいます。
でも、短期滞在の旅行者が、このカードを使用するというのは、どうかと・・・
かなり手間がかかりますからね。
なので、私達は、"three day travel card"を購入しました。
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大人用と子供用があります。これを改札口の機械に入れると、ゲートが開きます。
日本の自動改札機と一緒です。


さてさて、話は長くなりますが、この地下鉄でも、私達、すごい経験をしました。
地下深くにあるプラットホームから、改札に上がるには、長く急なエスカレーターを
利用することがよくありました。(↓↓こんな感じ)
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その時のことです。
足が不自由で、コロ付きの補助車で歩いている太ったおじいさんがエスカレーターに乗ろうとしていました。
颯爽と、その補助車をたたみ、またもや巨体を持つ連れのおばあさんと小学生くらいの
お孫さんと何の問題もなくエスカレーターに乗りました。
私達は数段控えて、その後に続きました。
その長~いエスカレーターがちょうど半分くらいに差し掛かった頃、それは起こったのです!
なんと、なんと、上の方から人の頭が降ってくるではないですか\(◎o◎)/!
私の前にいた夫が、反射的にその降ってきた頭を止め抱えました。
「あっ・・・あの足の不自由なおじいさんが・・・」
と脳裏をよぎったのですが、降ってきたのは、その横にいた巨体を持つ連れのおばあさん。
おばあさんが、急なエスカレーターで体勢を崩し、ひっくり返って頭から倒れこんで来たのです。
夫が頭をキャッチしなければ、おばあさんは、エスカレーターの金属の鋭い角で頭を打ち、
そのまま下へ落ちていって大惨事になっていたに違いありません。
私達の後ろには、人がほとんどいなかったですから・・・
しかし、急な角度で落ちてきている巨体を立て直すのは、夫一人では無理・・・
夫は、辛抱してそのままおばあさんの頭を抱えたままです。
アノおじいさんと孫は、「ストーーーップ、ストーーーップ!!!」と大声で叫んで慌てふためいています。
すると、誰かが緊急ボタンを押してエスカレーターはストップ。
上から駅員が、下からは男性が走り寄り、夫含め男3人で巨体ばあさんを持ち上げました。
どうやら怪我もなく、無事な様子・・・ホッ
駅員が、おばあさん達に接している間に、下から上がって来た男性は、再びエスカレーターを駆け下りて自分の乗る電車の方に去っていきました。
私達も、そのまま止まったエスカレーターを歩いて上がり、その場を去りました。
ホント、おばあさん、無事でよかったです。
しかし・・・こんなところで、夫が人助けをするとは・・・(゜o゜)
一歩間違えれば、私達一家も巻き添え食らって、ロンドンのエスカレーター落ちを経験するところでした。

今や、
ロンドン地下鉄「tube」と言えば、
「上から、太ったばあさんが降ってきたよな~~」が我が家の合言葉です。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by ks-wishes | 2009-03-10 21:31 | フランス・イギリス旅行

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